家の知識
House Knowledge
マイホームの購入は、一生に一度のイベントです。高額な買い物で簡単に買い替えられないものですが、新築住宅を建てると、「失敗したところはない」と言い切れる人は少ないかもしれません。少なからず、こうすればよかったと後悔するものです。
しかし、新築住宅を建てるときの注意点を理解していれば、ありがちな失敗はなくせます。
ここでは、新築を建てるときに注意したい5つのポイントと、依頼先ごとの注意点をみていきましょう。
目次
新築を建てるときは、間取りや生活動線など、設計の段階で失敗することがあります。ここでは、新築の設計で失敗しないために、理解しておきたい5つの注意点について説明します。
「新築を建てるときは間取りを考えて」と、一度は耳にしたことがあるはずです。間取りを考えるときは、今の家族構成ではなく、将来の家族構成を見据えて設計する必要があります。
建てた家は、生涯の住み家です。子どもが生まれたら、2人目が生まれたら、子どもが高校生になったら、自分たちだけになったら、老後は、とライフプランに合わせた設計にすることが大切です。
あとから仕切って部屋を増やせる拡張性や、夫婦と子どものプライベート空間を意識した間取りにしましょう。
水回りの失敗として、キッチンの形や洗面所の位置が挙げられます。
例えば、人気のあるアイランドキッチンのデメリットは、来客時にキッチン周りが丸見えになることです。
また、洗面所を脱衣所に付けると、他の家族が脱衣所を使っているときに、洗面所を使えないデメリットがあります。分けた場合は、スペースが余分に必要となる面もあるため、非常に悩ましい問題です。
水回りは、あとからリノベーションして移動させると、費用が多くかかってしまいます。そのため、新築を建てるときは、水回りの位置に注意して設計する必要があります。
生活動線とは、トイレやお風呂場などへの行き来など、生活するときに主に使用するルートです。生活動線が複雑だと、最新の設備を付けた新築住宅であっても、生活しにくい家になってしまいます。各部屋に行き来しやすいかどうかは、設計段階で確認しておきましょう。
また、階段の位置も生活動線を考えるうえで大切です。リビングを通らないと階段に行けない作りは、子どもの出入りを確認できます。しかし、子どもの友達が遊びに来たときは、リビングを通る必要があるということも忘れてはいけません。
新築を建てるときは、どのような生活を想定するかが重要です。
建売住宅では、クローゼットなどの収納が十分に備わっていますが、新築を建てるときは、自分たちで収納スペースを確保しなくてはいけません。間取りが狭くなるのを避けて、収納を少なくしてしまうと、家族が増えたときに困るでしょう。
また、収納の形もさまざまです。奥行きの広さや高さなど、大きければよいというわけではありません。例えば、シューズクロークは、高さがあるため上まで靴を収納できたり、ベビーカーを置くスペースを確保できたりするメリットがあります。しかし、スペースが必要になるため、他の間取りを圧迫する可能性があります。
収納の大きさや場所に注意して、新築住宅の設計をしましょう。
新築住宅を建てるときは、コンセントの位置や数にも注意しましょう。コンセントの数を多くすると、家具と被ったり、部屋の見栄えが悪くなったりすることがあるので注意が必要です。
コードレス掃除機用にクローゼット内や、寝室の枕元にコンセントを付けるなど、実際に生活したときを考えて配置するとよいでしょう。
新築住宅を建てるときは、どんなデザインにするか、壁紙の色はどうするか、夢が膨らみます。
理想の新築住宅を建てるには、依頼先との意思疎通が大切です。新築住宅を建てるときの主な依頼先は3つ。ここでは、新築住宅を建てるときの依頼先に関する注意点を説明します。
ハウスメーカーとは、新築住宅の設計・施工・アフターサービスをおこなう住宅建設会社です。総合的にサポートしてくれるため、住宅に関する知識がなくても安心して任せられます。
施工期間を短く大量に生産するため、自由な設計ができない場合もあります。また、宣伝費や人件費により、費用が高くなる傾向にあることが注意点です。
工務店とは、大工などの職人を管理する業者です。実際に現場で家を建てる職人と直接やり取りできるため、自由度の高い設計ができます。
しかし、デザインなどの提案力は決して高いとは言えないことに注意が必要です。「こんな内装にしたい」「この素材で作って欲しい」など、具体的な案があり、こだわった新築住宅を作りたい人に向いています。
設計事務所とは、家のデザインや設計を提案する建築家が所属する事務所です。設計事務所が作った設計をもとに、工務店が家を建てていきます。設計事務所の仕事は、施主の希望に沿った設計図書を作成することと、設計図書どおりに家が建てられているかの確認です。
設計事務所に依頼するときの注意点は、デザインなどの指向が合った事務所を選ぶことです。設計事務所によって、得意とするデザインが異なるため、しっかりとリサーチする必要があります。
注意点だけでなく、新築住宅を建てるときに成功するポイントも理解しておきましょう。
新築住宅を建てるときは、周辺環境に合わせて設計することが大切です。例えば、窓の位置に失敗すると、隣の家のベランダから家の中が丸見えになることもあります。家の周囲に合わせて間取りを設計することが、成功のポイントです。
また、新築住宅を建てる場所も、マイホームで成功するために大切なポイントです。日当たりのよさや学校の場所など、生活するうえで重要な点はしっかりと確認しましょう。
新築住宅を建てるときは、依頼先の選び方がポイントです。失敗を避けるには、自分たちの希望を組んでくれる依頼先を見つける必要があります。
土地や予算を考慮しながら、お互いに意見を出し合える関係が理想です。
先述した依頼先の注意点をもとに、自分たちに合う依頼先を見つけましょう。
新築住宅を建てるときは、どんな家にしようかとワクワクすると思います。ハウスメーカーは、施工期間は短いですが、自由度が低いのがデメリットです。
こだわりの家を建てたいなら、工務店に依頼するとよいでしょう。
松島組には一級建築士が在籍しているため、設計の提案から施工まで一貫してご依頼いただけます。また、宅地建物取引士もおり、土地選びのアドバイスも可能です。
モデルハウスの見学もできますので、まずはご相談にお越しください。
「借りられる額」と「無理なく返済できる額」は異なります。
住宅ローン事前審査で借入が可能な金額を把握してから無理なく返せる月々の金額を決める事をおススメします。
弊社ではマイホームづくりをする際にどのような費用が必要なのかについても担当者より事前にしっかりご説明させていただきます。
住宅ローンの事前審査やマイホームづくりの資金計画は無料ですので、お気軽にご相談ください。
新築の初期費用についてはこちら
※「こちら」の箇所に以下URLへのリンクをお願いいたします。
https://www.smiletrust.com/column/post-1213/
私たちは地元に貢献できる家づくりを目指しています。
弊社の経験や情報網を活かした地元工務店ならではの土地のご提案をさせていただきます。
また、弊社にはお得な自社分譲地や販売土地がありますのでお気軽にご相談ください。
新築の土地選びについてはこちら
※「こちら」の箇所に以下URLへのリンクをお願いいたします。
https://www.smiletrust.com/column/post-1078/
住宅価格の2割程度を頭金に…というのは一昔前のお話です。
現在は住宅ローン金利が低金利で住宅ローン減税という制度もありますので、フルローンで資金計画をされる方が多いです。
フルローンでも月々の家賃と同額程度でマイホームを建築できる時代です。
将来や緊急事態のために自己資金は貯蓄としておいておくのも良いかと思います。
弊社でのマイホームづくりで頭金などは不要ですので、ご安心ください。
もちろん可能です。未確定な将来のライフスタイルに備えて子供部屋をオープンな間取りプランにしておく事はおススメです。
実際にお子様に個室が必要となる時期~巣立つまでの期間は短く、4.5畳や5.3畳といったコンパクトな子供部屋にして建築コストを抑えられる方が増えています。
最初から仕切りを設けず大きな1部屋にする事でお子様が小さい間は広々としたキッズスペースや大容量の収納スペースとなり子育てがしやすい環境になるかと思います。
お子様の成長やご家族が増えた場合は仕切って2部屋にする事でプライバシーの確保ができます。
さらにお子様が巣立った後はご夫婦のライフスタイルに合わせて趣味室にしたり、仕切りを取り外してセカンドリビングにする事も可能でメリットがたくさんあります。
もちろん間取りプランを作成する際にお部屋への入り口や窓まど配慮やしっかりとした事前計画が必要となります。
お客様のご要望をお聞かせいただき、最適なマイホームづくりをご提案させていただきます。
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