家の知識
House Knowledge
「購入するマイホーム、戸建てとマンションではどちらがいいのだろう」
住宅購入を検討中の方で、このようなお悩みをお持ちの方は少なくありません。
そこで今回は、戸建てとマンションの特徴について3つの面から比較し、購入にあたって最適な選択を行うためのポイントをご紹介いたします。
目次
戸建てとマンションの購入を検討するにあたって、より自分にあった住宅を購入するためには、次の3つのポイントから両者を比較するのがよいでしょう。
ここからは、これら3つのポイントから戸建てとマンションの特徴を比較し、購入に際してポイントとなる点について解説します。
まず、戸建てとマンションを購入費用面で比較する場合、次の3点についてそれぞれを洗い出してみるのがおすすめです。
以下に、これら3点について必要となる費用をご紹介します。
まず、戸建て・マンション共に必要となる費用には、次の6点が挙げられます。
戸建てのみで必要となる費用は、次の2点となります。
これらの費用は、物件購入時にのみ、支払う費用です。
最後にマンションでのみ必要となる費用は以下の通りです。
なお、マンションに備え付けの駐車場がない一部の物件では、別途駐車場代が必要となる場合もありますので、注意しましょう。
修繕積立金については、物件引き渡し時に一部を支払う場合もありますが、原則、購入後に毎月決まった金額を支払う形となります。
このように見ていくと、戸建ては物件購入時に追加で支払う費用があるものの一時的なものであり、対してマンションは、物件購入後も継続して支払う必要となる費用があることがわかります。
次に、戸建てとマンションを生活面で比較してみましょう。以下に、それぞれのメリットについて挙げてみましたので、参考にしてください。
戸建ての生活面でのメリットは、次の5つの点が挙げられます。
一方、マンションの生活面でのメリットは、次の4点が挙げられます。
このとおり、生活をしていくうえで、戸建て・マンションそれぞれによさがあります。
そのため、購入する際には、ここに挙げたメリットを参考に、自分のニーズに合致した物件はどちらになるのか、判断しましょう。
最後に、戸建てとマンションの資産価値を比較した場合について考えてみましょう。
一般的に戸建てのほうが、マンションと比較し、資産価値が下がりやすい傾向にあります。
戸建ての場合、購入から20年も経つと新築時の15%まで価値が低下するとされているため、将来的に売り出すことを考えると、「戸建てよりマンションのほうに資産価値があるのでは?」と感じる方も多いでしょう。
しかし、土地と建物の所有者が同じであることの多い戸建ては、簡単にリフォームが可能というメリットもあります。
また、マンションと異なり、住宅が老朽化し資産価値がなくなった場合でも、土地部分は資産価値を保ち続けることが可能です。
マンションの場合は、一戸あたりで所有する土地面積がどうしても少なくなるため、年数が経ち建物が老朽化していくと、どうしても資産価値が下がってしまう傾向にあります。
例外的に、利便性のよい場所に立地する中古のマンションでは、購入時よりも値段が上がる場合もありますが、経年による劣化は免れないため、結果的に資産価値が下がってしまう場合が多いでしょう。
今回は、戸建てとマンションの特徴について比較し、購入に際してポイントとなる点についてご紹介してきました。
後悔のない住まい選びをするためにも、自分にとって譲れない条件を洗い出し、納得のいく選択をおすすめします。
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