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注文住宅で後悔しない打ち合わせのコツは?契約前から着工までの流れとともに解説

2022.12.20(最終更新日2022.12.22)

理想の注文住宅を建てたい場合に欠かせないのが「施工会社との打ち合わせ」です。
家づくりの方針や実現したいイメージ、予算など、さまざまな条件・制約がある中で、より良い住まいにするために意見をすり合わせます。
 
ただ、注文住宅の打ち合わせでどのようなことを話し合うのか、知らない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、注文住宅で後悔しないための打ち合わせのコツを解説します。ぜひ参考にしてみてください。

目次

注文住宅を建てる際の打ち合わせの流れは?

注文住宅を建てる場合、施工業者などとの打ち合わせは重要です。なぜなら、注文住宅に対する希望やアイデアを持つ施主と、それを現実的に形にする施工会社が協力して初めて出来上がるものだからです。

例えば、施主がアイデアを持っていても、施工会社がそれを形にするノウハウがなければアイデアは実現しません。
 
また、実績や経験が豊富な施工会社がいても、施主が注文住宅のイメージを持っていなかったり、うまく伝えられなかったりした場合、理想の住宅は実現できません。
 
これらのギャップを埋めるために行うのが打ち合わせであるため、注文住宅の打ち合わせが重要なのです。

打ち合わせの一連の流れは、大きく分けて「契約前」「契約後」「着工後」の3つのフェーズがあります。以下でそれぞれ詳しく解説します。

【注文住宅契約前】打ち合わせの内容

 
注文住宅の契約前の打ち合わせでは、施工業者との打ち合わせの前に済ませておかなくてはならないことがあります。

それは、家族間での打ち合わせです。詳細は後述しますが、家族で家づくりに対する意見をすり合わせ、方針を決定・共有しておくことで打ち合わせをスムーズに進められます。
 
家族間での打ち合わせを済ませれば、いよいよ契約前の打ち合わせに臨みます。契約前の打ち合わせでは、次の項目のクリアを目指しましょう。
 
・施工業者の決定
・住宅全体の具体的なプラン・価格の確定
・土地の選定
・住宅ローンの仮審査の通過
 
契約前の打ち合わせは、短くて2カ月から3カ月、長ければ数年に及ぶ場合もあります。長いと感じるかもしれませんが、しっかりとプランを練り上げ、金額などを明確にしておくことで、契約以降の流れがスムーズになります。
 
また、注文住宅を建てると家族で決めた段階で、施工業者と土地探しを始めることも重要です。

理由は、施工業者が対応可能な年間の施工棟数が決まっている場合があるためです。良い施工業者を見つけられた場合は、早めに施工を依頼する意思を伝えておいた方が良いでしょう。
 
また、土地の入手は早い者勝ちで決まります。そのため、条件の良い土地はできるだけ早く手続きを行うのがおすすめです。土地選びに迷ってしまう場合は、施工業者に相談するのも良いでしょう。

契約前の打ち合わせのコツ

 
契約前打ち合わせをスムーズに進めるためのコツは次のとおりです。
 
・事前に家族で間取りやテイスト、予算などを話し合っておく
・初めは施工会社の話を聞く
・イメージを写真や画像で伝える
・デメリットも聞いておく
・不明点は残さず質問する
・打ち合わせの記録を取っておく

事前に家族で間取りやテイスト、予算などを話し合っておく

 
契約前打ち合わせのコツの1つが、事前に家族で話し合っておくことです。

間取りやテイスト、予算などについて家族で話し合い、方針を決定しておくことで、打ち合わせがスムーズに進む他、その後の調整もしやすくなります。
 
また、打ち合わせ時に伝えられるように、家族の人数に応じて必要な部屋の種類や数を決めておく必要がありますし、モダンやアメリカン、プロバンスなど、好みのテイストを決めておくことで、材料などの細かいポイントも決めやすくなるでしょう。

契約前打ち合わせを進めやすくするために、事前の準備として家族との協議を済ませておきましょう。

初めは施工会社の話を聞く

 
契約前打ち合わせで初めうちは、施工会社の話をよく聞くことが大切です。初めからこちらの要望を伝えた場合、施工会社によっては受注したいがために要望を叶えられるよう振舞う可能性があるためです。
 
まずは施工会社の特徴や強みなどを聞きだすことに注力しましょう。その上でこちらの要望について質問し、理想の間取りやデザインなどを実現できるのかを確かめましょう。

イメージを写真や画像で伝える

 
自分が抱いているイメージは、写真や画像で伝えるのが契約前打ち合わせのコツです。

契約前打ち合わせが進むと、間取りも具体的にすり合わせていきます。間取りは平面図(間取りを上から見た図面)を使って行われますが、ここで理解しておきたいのは、イメージを言葉で伝えるには限界があるということです。
 
注文住宅が完成してからイメージと違う点があっても、完成したものは簡単に修正できません。
 
そのため、打ち合わせの段階から写真や画像を使ってイメージについて説明し、お互いにイメージを共有しやすくするのが大切です。当社ではVRを使い、部屋の大きさや扉の開き方等を確認していただき、イメージを共有しています。

デメリットも聞いておく

 
契約前打ち合わせでは、自身が持つこだわりのメリットだけではなく、デメリットを確認しましょう。

打ち合わせ担当者はできるだけデメリットも話すようにしているものの、最終的な決定権は施主側にあります。
 
こだわりが強い場合、デメリットを確認しなかったり、デメリットを説明されても伝わらなかったりする恐れがあります。

希望する間取りやデザイン、設備などに関して、デメリットを積極的に確認して、採用すべきかどうか判断しましょう。

不明点は残さず質問する

 
契約前打ち合わせでは、すべての不明点を質問によって解決しておきましょう。

施主は注文住宅に関する専門的な知識を持っていないことがほとんどで、説明を受けてもよくわからないということが多いはずです。
 
少しでもわからないことがあれば、相手にどんどん質問して不明点を解消しましょう。

注文住宅は安い買い物ではないため、不安や妥協があるのは良くありませんし、相手もプロですので質問には答えてくれるはずです。

打ち合わせの記録を取っておく

 
契約前打ち合わせでは、毎回内容を記録しておくことが重要です。

打ち合わせの後には、言った・言わないといったトラブルが起こりやすいものです。
 
これを防ぐためには、内容をメモに記録したり、携帯電話やICレコーダーなどを用いて録音したりするのがおすすめです。ただし、記録や録音は相手にも許可を取りましょう。

【注文住宅契約後】打ち合わせの内容

 
注文住宅の契約後の打ち合わせでは、契約前打ち合わせで決定したプランに沿って、細部を決めていきます。

具体的に決定する項目は次のとおりです。
 
・間取り・住宅設備:(水回りの設備・その他設備の商品、オプション)、コンセントの位置や数、窓やドアの種類・大きさ・位置、照明器具など
・内装:壁、天井、床(LDK、玄関、階段、洗面所、トレイなど)
・外観:屋根、外壁、窓枠、雨樋、エアコンのドレンホースカバーなど
・外構:門、郵便受け、塀、玄関アプローチ、庭、駐車場など
・その他:住宅ローンの本申し込み、地鎮祭の日程など
 
契約後の打ち合わせは、短くても2カ月から3カ月は掛かります。特に注文住宅の工事着工を目指して、設備や内装、建材など、さまざまな部分について次々と判断して決定する必要があります。

そのため、打ち合わせに向けて具体的な種類や色、メーカー、機種などを決めておくことが大切です。
 

契約後の打ち合わせのコツ

契約後打ち合わせをスムーズに行うコツは次のとおりです。

・家族で決めた方針を確認しながら商品を選ぶ
・急いで決めない

家族で決めた方針を再確認しながら商品を選ぶ

 
契約後打ち合わせをスムーズに進めるためには、家族で決めた方針に立ち返ることを意識しましょう。

先述のとおり、契約後打ち合わせでは家の細部にどのような建材を使うか決めていく作業がメインとなります。

すべてを決めるとなるとかなりの数となるため、その場で決めることができなかったり、打ち合わせに疲れてしまったりするかもしれません。
 
そのような場合は、家族で決めた注文住宅に対する方針の再確認が大切です。方針に立ち返ることで、スムーズに意思決定できるようになるでしょう。

急いで決めない

 
契約後の打ち合わせでは、何事も急いで決めないようにしましょう。

注文住宅の請負契約を締結した後や、間取りが決まってきたくらいから、打ち合わせで決めたいことを急かしてくる施工会社があります。
 
会社によって異なりますが、できるだけ多くの契約を取って売上を上げたいケースや、打ち合わせの効率を重視したいケースなどで、このような状況に陥るわけです。

契約後の打ち合わせは、施主にとって設備や内装を決める楽しい時間でもあります。そこで急かされてさまざまな項目を決めてしまうと、完成後に後悔しかねません。
 
注文住宅については急いで決めず、時間をかけて考えたり、協議したりしましょう。

また、施工会社に対して契約後の打ち合わせの時間をしっかり取れるのか、事前に確認しておくことをおすすめします。あまり打ち合わせをやりたがらない業者であれば、利用を避けた方がいいかもしれません。

【注文住宅着工後】打ち合わせの内容

 
注文住宅の着工後の打ち合わせでは、それまでと比較して回数がぐっと減少します。具体的な内容は次のとおりです。
 
・上棟式の打ち合わせ
・竣工検査(住宅完成後の建物チェック)
・住宅の引き渡し
 
これらのタイミングで施工会社から連絡を受け、それぞれ打ち合わせることになります。

着工後の打ち合わせのコツ

 
工事着工後の打ち合わせのコツは次のとおりです。

自身で工事の進捗状況を確認する

自身で工事の進捗状況を確認する

 
着工後の打ち合わせでは、施主自身が工事の進捗状況を確認するのが重要になります。

打ち合わせ通りに工事が進行しているか確認するのも大切です。
 
契約前や契約後の打ち合わせでは、施工会社と多くの要望についてやりとりするため、お互いの認識の相違によるミスが起こる恐れがあります。

竣工検査後の発見で修正が難しくなることを防ぐために、工事現場を訪問した際に進捗状況やミスがないか確認しましょう。
 
気になることがあればすぐに施工会社に連絡して、相互で確認する機会を設けることをおすすめします。

まとめ

 
今回は注文住宅の打ち合わせのコツを解説しました。注文住宅の依頼から契約、着工に至るまで、施主と施工会社の間でさまざまな打ち合わせを行います。
 
タイミングによって打ち合わせの回数や話し合う内容が異なるため、しっかりした準備と対応が必要になります。

打ち合わせの流れを理解し、スムーズなやりとりができるよう、本記事を参考にしてください。

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